【REAPER】付属シンセ音源「ReaSynth」の使い方解説

2025年3月6日木曜日

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REAPER付属音源「ReaSynth」の使い方解説

REAPER付属シンセ音源「ReaSynth」とは

「ReaSynth」はREAPERをインストールすると、もともと付属しているシンセ音源です。
スライダーがついているだけの単純な見た目のUIですが、意外と使える有能な音源だと思います!シンプルなシンセなので、初心者の人がシンセサイザーを勉強してみるのにもよさそうだと感じました。

ReaSynthの見た目

「ReaSynth」をトラックに追加する

「ReaSynth」を使うにはまず、「ReaSynth」をトラックに追加する必要があります。

トラックコントロールパネルのエリアで、右クリックを押して、「ソフトシンセを新規トラックに挿入」を選び、インストゥルメントの「VSTi: ReaSynth (Cockos)」を選択してください。それで追加することができます。


「ReaSynth」のパラメーターを設定する

「ReaSynth」のパラメーターを設定して様々な音にすることができます。
各種パラメーターの説明を以下にまとめました!
  • Volume [dB]: そのままボリューム(音量)です。
  • Tuning [cent]: チューニング。100で半音。1200で1オクターブ変わります。
  • Attack [ms]: アタック。ノートオン(打鍵)してから最大音量に達するまでの時間。
  • Decay [ms]: ディケイ。Sustainで指定した音まで減衰するまでの時間。
  • Sustain [dB]: サステイン。ノートオンし続ける(鍵盤を押し続ける)ことで、最終的に到達する音量のこと。なので、単位はボリュームと同じdBになる。
  • Release [ms]: リリース。ノートオフ(離鍵)してから音が消えるまでの時間。
  • Portamento [ms]: ポルタメント。音程の違う音をなめらかにつないでくれる。このポルタメントの設定が入っている(0より大きい)と単音で鳴らすのが前提になります。(いわゆるモノフォニックシンセ)逆に0になっていると、複数の音を同時にならせるので和音を演奏することができます(いわゆるポリフォニック)
  • Wave shape ↓↓↓ここから下のパラメーターで、波の形を調整できます↓↓↓
  • Square mix: 矩形派の割合。
  • Pulse width: 矩形波のパルス幅の調整。
  • Sawtooth mix: のこぎり波の割合。
  • Triangle mix: 三角波の割合。
  • Extra sine mix: サイン波を追加できる。
  • Extra sine tune [cent]: 追加のサイン波のチューニング。
  • Oldschool sine-wave generator (detuned at HF): このパラメーターは正直よくわかっていないです… 知っている方教えてください。

トラックに複数の「ReaSynth」を追加して音を重ねる

これはたぶん「ReaSynth」の目玉機能だと思いますが、同じトラックに複数の「ReaSynth」を追加することで、追加されたすべての「ReaSynth」の音が鳴らすことができるので、音を重ねることができます!
普通の音源(Kontaktとか)だと、たぶん重ねられない気がします(初心者なもんで、違ってたらすみません)
複数の「ReaSynth」を重ねることで、色々な音が作れて面白いので、みなさん試してみてください。


また、「ReaSynth」はReaSynth同士で重ねられるだけでなく、他の音源とも音を重ねることができるので、それも便利です!
ただし順番があって、「ReaSynth」を先に配置する必要があるので注意です。
また、「ReaSynth」だけでなく、REAPER付属のシンセドラム音源「ReaSynDr」も同様に重ねられます(用途が限られるとは思いますが…)



まとめ
REAPER付属のシンセ音源「ReaSynth」の使い方を説明しました!
単純な見た目ですが、有能なシンセだと思います!
初心者の人(私)のシンセサイザーの勉強にもいいのではないかと思うので使ってみようと思います!

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自己紹介

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DTM独学中の「のかわ太郎」です。
本格的にDTMを開始したのは、2024年5月~。最初は、古いMacBookProでLogicProを使っていましたが、 2025年2月に、DTM用にWindowsを購入し、これからは、REAPERというDAWを使っていこうと考えています。
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