REAPERの画面構成について
参考文献
この記事はREAPER公式HPでダウンロードできるREAPER User Guideというドキュメント(英語)を参考にして書きました。
The REAPER User Guideは、こちらのページ(REAPER | User Guide)で無料でダウンロードできます。
REAPERを起動したあとに表示される画面
REAPER を起動したあとに、表示される画面の解説です。
画面を構成する各要素はおもに以下のとおりです。
- タイトルバーとメインメニュー(Title Bar and Main Menu)
- メインツールバー(Main Toolbar)
- トラックコントロールパネル(Track Control Panel (TPC))
- タイムライン(ルーラー)(Ruler/Timeline)
- アレンジエリア(Arrange Area)
- トランスポートバー(Transport Bar)
- ミキサーコントロールパネル(Mixer Control Panel)
これらの各要素を赤線でくぎって示したのが下の画像です。
(説明のため、トラックをいくつか追加した画像を載せていますが、インストール後初めて表示した場合これらは表示されません。)
各要素の詳しい説明をしようと思います。
タイトルバーとメインメニュー
ファイル、編集、表示、挿入、アイテム、トラックなどのメインメニューが上部に表示されています。
ここから、プロジェクトやトラックに対してなど、いろいろな操作ができます。
メインツールバー
メインメニューのすぐ下に、ボタンが2列で表示されたメインツールバーがあります。
下画像のように任意のボタンの上にマウスカーソルを置くと、ツールヒントが表示されます。
トラックコントロールパネル
このエリアでは、トラック(オーディオ トラックやMIDI トラック)の動作を制御します。必要なだけトラックを作成できます。
ここでトラックの様々な設定をおこなえます。
- 録音のON/OFF
- トラック名
- 音量
- ミュート・ソロ
- MがミュートでSがソロです
- トラックエフェクト
- FXボタンでエフェクト(VST・VSTiなど)の設定(追加や削除など)がおこなえます
- FXボタンの右の電源ボタンのようなマークでエフェクトのON/OFFができます
- 追加されているエフェクトのリストが右側に表示されます
- 録音の入力設定
- MIDIキーボードやマイクなどから録音する際の入力設定をおこなうことができます
- エンベロープ・オートメーション
- エンベロープやオートメーションについての設定がおこなえます
タイムライン(ルーラー)
タイムライン (またはルーラー) は REAPER ウィンドウの上部、メインツールバーの右側に表示されます。
トラックやプロジェクトの位置や長さを測定し、表示してくれます。
小節/拍と分/秒の両方で測定および表示されます。
アレンジエリア
トラックコントロールパネルの右側にあるアレンジエリアには、トラックのアイテム (オーディオまたは MIDI) が配置されています。
アイテムの移動や削除、複製などいろいろな操作ができます。
トランスポートバー
左側のエリアでは、録音と再生の制御 (開始と停止など) ができます。ループ再生の設定もできます。(慣れればショートカットキーでおこなうほうが早いので、あまりここから制御することはないかもしれません。)
ミキサーコントロールパネル
ミキサーを表示しているエリアです。フェーダーを利用した音量やパンの調整や、エフェクトの追加・削除などをおこなえる他、センドの設定など、入出力のルーティングもおこなえます。
REAPERには、その他にも、様々な画面があり、様々な用途・場面で出くわします。
メインメニューの「表示」からも様々な画面を出すことができるので、色々試しに出してみるといいです。
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